「Amazon Fire TV Stick」のアクセシビリティ – 英語モードで「VoiceView」という読み上げ機能が少し使える #Amazon #fireTV

Apple TVやFire TV Stickは、無料のYouTubeやDailyMotionや、有料の動画配信サービスHuluやNetflixをテレビで見るための小さな機器ですが、スマートフォンなどの画面をミラーリングすることができるため、プレゼンテーション用の機器としても使用できます。

Apple TVについて

Apple TVにはiPhoneやiPadと似たような「VoiceOver」という読み上げ機能があり、視覚障害者でも読み上げられる音声を他よりにYouTubeやHuluやNetflixを楽しむことができます。

しかもApple TVでは最初のセットアップの部分からVoiceOverの読み上げをスタートさせることができ、視覚障害者でも独力でApple TVをテレビに接続して使い始めることが可能です。

またHuluやNetflixは、iOS版やAndroid版のアプリより、Apple TV版のアプリが操作しやすいように思います。

このApple TVのVoiceOverは日本語環境で使用することができます。

Amazon Fire TV Stickについて

一方、Amazon Fire TV Stickでは、言語設定が英語のときのみ、「VoiceView(ボイス・ビュー)」という読み上げ機能を使って、音声を聞きながら、Fire TV Stickの操作をすることができます。

言語設定が日本語のときにVoiceViewをオンにしても「ポン」とか「プー」とか操作音がなってボタンの操作方式がVoiceView方式になるだけです。日本語の合成音声エンジンは搭載されていないようです。

設定で言語を「English United States」にしていると、英語の合成音声で読み上げがされます。

「Voice View」のオン・オフは「戻る」ボタンと「メニュー」ボタンの2つを同時に数秒押し続けることで行います。

メニューが英語で読み上げられますが、日本語の表示は読み上げられません。

音声認識リモコンを使って、「仮面ライダー」などと検索することは可能ですが、日本語の部分は読み上げられず、「G V 3」などアルファベットや数字の部分だけを英語音声で読み上げます。

「Search」や「Add to Watch List」などの英語のメニュー項目は読み上げられるので、それを頼りに多少操作ができるかもしれません。

また最初にテレビに接続、Wi-Fiに参加するときのセットアップも、目の見える人の助け無しに、視覚障害者が独力で行うことはできません。

Apple TVはFire TV Stickの倍の価格ですが、視覚障害者へのアクセシビリティの麺ではとても優れています。

Fire TV Stickの使い道としては、Air ReceiverやReflector2など、Fire TV StickでAirplayできるようにするアプリをインストールしてiPhoneやiPadの画面をミラーリングすることが考えられます。

Air ReceiverなどのAirplayアプリを開くところは、リモコンのボタンを押す回数を覚えておくことで可能です。

たとえばこんな感じです。

  1. 「ホーム」を押してメインメニューを開く
  2. 上カーソルを何度も押して一番上のメニュー項目(「検索」)まで移動する。(これ以上上に進まないときは「カチッ」というボタンの操作音がします)
  3. 下カーソルを6回押して「アプリ」のところで「決定」を押します。
  4. もう一度「決定」を押して「アプリライブラリ」を開きます。
  5. ここではインストールされているアプリによって何番目に目的のAirplayアプリ(Air ReceiverやReflector2)があるか変わるので、あらかじめ何番目にあるかを調べておいて、必要な回数と方向でカーソルを押して「決定」するとAirplayできるようになります。

Apple TVではボイスオーバーの読み上げで操作ができるため、全盲者が使うのも簡単です。またアンドロイドのスマートフォン用のアプリで、Apple TVへAirplayできるアプリ(たとえばAllCast)などもあります。ただし動画を移すだけで、スマートフォンの操作画面をミラーリングできるわけではありません。

参考

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