点字の漢字のソフトウェア

紙に打ち出して点字の本を作るときには仮名の点字にするか、六点漢字にするか、漢点字にするか、どちらかに決めなければなりません。1冊の墨字(点字に対して印刷された活字や手書きの文字)の本は点字の本にすると何分冊にも量が膨れ上がりかさばってしまいます。

これとは違い、パソコンなどと点字ディスプレイをつないでデータとして本を読む場合には、ソフトウェアによって変換できれば仮名の点字、六点漢字、漢点字を好きなように切り替えて読むことが比較的簡単にできます。

ここではそういった、漢点字や六点漢字を扱えるソフトウェアを紹介します。

六点漢字のソフト

ブレイルブリッジ – ニュー・ブレイル・システム(株)
「点字~墨字(普通字)相語変換ソフト」。六点漢字、漢点字による点漢字文書と漢字かな混じり文書との相互変換ができる。
PC-Talker – 高知システム開発
スクリーンリーダーの機能に加え、六点漢字、漢点字方式での文字入力、点字ディスプレイでの表示もできる。
BrailleWorks – 高知システム開発
スクリーンリーダーPC-Talkerのオプションソフト、点字出力機能を強化。六点漢字、漢点字でも表示できる。ニュー・ブレイル・システムのピンブレイルを使用。
ピンブレイル – ニュー・ブレイル・システム(株)
スクリーンリーダー「フォーカストーク Ver 3 フォー ブレイル」と組み合わせて、六点漢字や漢点字表示ができる。高知システムのBrailleWorksにも使用されている。
スマート点字IMEについて – Google グループ
Androidのスマートフォンやタブレットで6点点字方式の仮名入力と六点漢字方式での漢字入力ができるアプリ。
sakt.exe saks.exe 六点漢字変換ソフト
T. Yoshiizumiさんの作られた MS-DOSのソフトで、ホームページでの配布は現在されていないようですが、テキストファイルを六点漢字の点字データ(NABCC形式)に変換するsakt.exeと、逆に点字データから漢字仮名交じりのテキストファイルに変換する saks.exeがあります。DOSエミュレータを使いWindows7・8やAndroidでも動作します。

漢点字のソフト

tenjitext10 漢点字パターン表示 – 名古屋点訳ネットワーク
文章を入力すると●で漢点字のパターンを表示するソフト。スクリーンリーダーの音声でもメモ帳に張り付けるなどして確認できる。
OP-QuickReader – 村尾DOS
Windowsの画面情報を漢点字で点字ディスプレイに表示。
漢点字編集システムOpwBE – 村尾DOS
.opb形式の漢点字データ用のソフト、KGSの点字ディスプレイ用のbmt形式でも保存ができる。図書館に登録されている漢点字のデータにはこの.opb形式のものがある。
名古屋点訳ネットワーク EIBRKRW、EIBRKW
.eib形式の漢点字データ用のソフト。
漢点字変換ソフトKTCONV – Vector:ダウンロード MS-DOSまたは汎用ソフト パーソナル 障害者用プログラム
MS-DOS用ソフトでWindows7・8やAndroidでもDOSエミュレータdosboxなどを使って動作します。そのままでは現在の点字ディスプレイで表示することはできませんが、データ形式がドキュメントで解説されていますので形式の変換プログラムを作ることが可能です。

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