無料でVocaloidのような歌声合成ができるサイト「Sinsy」、スクリーンリーダーNVDAで使えるMuseScoreでMusicXMLファイルを作って視覚障害者(全盲)でも歌声データを作れます

「Sinsy」というサイトに歌詞とメロディーを入力したMusicXMLファイルをアップロードするとVocaloidのような歌声データに変換してダウンロードすることができます。無料で使用できます。

スクリーンリーダーNVDAで使用できる楽譜作成ソフト「MuseScore」を使うことで、視覚障害者(全盲)でも歌声データを作成することができます。



関連するサイト・ソフト

下記のサイトやソフトを使って歌声データを作ることができます。いずれも無料で使用できます。開発者のみなさま、ありがとうございます。



テキスト音楽さくらでメロディーのmidiを作りMuseScoreで読み込む

MuseScoreで音符を入力することもできますが、別のソフトでmidiファイルを作ってそれを読み込むほうが簡単です。

たとえば「テキスト音楽 さくら」では「どれみ」とひらがなで書いてmidiファイルを作ることができて便利です。

「むすんでひらいて」のメロディーを、Windowsのメモ帳で次のように書いてさくらに張り付けてmidiファイルを作ります。


テンポ100
拍子4,4
音階5
音符8
みーみれどーどー
れーれーみれどー
そーそふぁみーみー
れどれみどーーん
みーみふぁそそそー
らーらーそふぁみー
みーみふぁそーそー
らーらーそーーん
みーみれどーどー
れーれーみれどー
そーそふぁみーみー
れどれみどーーー

できたmidiファイルをMuseScoreで開きます。

nキーを押して音符入力モードに入ると、左右カーソルキーを押すことで入力されている音符を、NVDAの読み上げやmidiの音で確認できます。Escキーを押すと音符入力モードをぬけます。

MuseScoreでの歌詞の入力の仕方

まず歌詞のテキストファイルを作ります。

歌詞はひらがなだけで書いて、1文字ずつ半角スペースで区切って書きます。適当なところで改行してもかまいません。

たとえば次のようなテキストファイルをWindowsのメモ帳などで作ります。


む す う ん で 
ひ ら い い て 
て を お う て 
む う す ん で 
ま た ひ ら い て 
て を う う て 
そ の お て を 
う え に 
む す う ん で 
ひ ら い い て 
て を お う て 
む う す ん で 

それをクリップボードにコピーします。

次にmidiファイルを開いてメロディーが入力された状態のMuseScoreで、nキーを押して音符入力モードにします。

先頭の音符にカーソルを合わせて、Ctrl+lを押して歌詞入力モードにします。

Ctrl+vを押すごとに、1文字ずつ歌詞が入力されるので、歌詞の最後の文字が入力されるまでCtrl+vの操作を続けます。1度に歌詞の流し込みはできないようです。

歌詞の入力が終わったら、メニューの「エクスポート」でMusicXML形式で保存します。これで歌詞とメロディーのMusicXMLファイルができあがります。



「Sinsy」サイトにMusicXMLファイルをアップロードして歌声データに変換

「Sinsy」のサイトで、言語(日本語か英語か)と声の種類、ビブラートなどの条件を選び、作成したMusicXMLファイルをアップロードして、「送信」するとwavファイルを再生したり、ダウンロードすることができます。

上記で作った歌声は次のようになりました。



参考



Vocaloidのような歌声データを、テキスト音楽さくらとMuseScoreとSinsy

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