「Band-in-a-Box」、コードを入力してスタイル(音楽ジャンル)を選ぶだけで曲の伴走を作成できる音楽作成ソフト、スクリーンリーダーNVDAで視覚障害者(全盲)にも使える

Band-in-a-Box(バンド・イン・ア・ボックス)は、「自動作曲・伴奏作成」のソフトで、コード進行(Dm7 g7 Cmaj7など)を入力して、音楽スタイル(ジャズスイングやカントリーバラードやソフトロックなど)を指定するだけで、ドラム、ベース、ピアノ、ギター、ストリングスやホーンの入った伴走ができあがるソフトです。

作成されるデータはmidi形式のものと、RealTrack(リアルトラック)という実際の楽器の演奏の録音を組み合わせたもののwav形式があります。

RealTrackはBand-in-a-Boxのバージョン、ProやMega、UltraPakなどによって、値段が高いものほど多くのスタイルに対応したものがセットになっています。

フルのDAWソフトに近いようないろいろ細かい編集をする機能もありますが、最低限のコードを入力してスタイルを選んで伴走を作成することは、スクリーンリーダー、NVDAなど、を使って、全盲者でも可能です。

Band-in-a-Boxで曲の伴走を作る流れ

私は英語版のBand-in-a-Box for WindowsをNVDAで試しました。日本語版でも同じようにできると思われます。PC-Talkerでも操作は可能だと思います。

スクリーンリーダーJaws用にはBand-in-a-Boxのスクリプトがあり、Jawsではもっといろいろ読み上げがあり、使いやすいようです。

スタイルの選択

ソフトを起動し新規ファイルを開きます。

  • F4キーを押すと現在選択されているスタイルでCコードが演奏されます。エスケープで停止します。
  • Ctrl-F9を押すと、スタイルの一覧を選択するための画面が出ます。一番値段の安い基本パッケージでも600以上のスタイルがあります。プレビュー再生したり、条件を指定して一覧表示するスタイルを絞り込んだりできます。
  • 選択したいスタイルでエンターキーを押すと編集中の曲に適応されます。

次に小説数や曲のワンコーラスの繰り返し数などを設定します。

  • Ctrl-n を押すと出てくる「Song setting」項目の中の「Generate 2 bar ending(2小節のエンディングを付加する)」かどうかチェックします。
  • 「Title/chorus」でエンターを押して出てくる画面で、「曲名」、「キー(CとかBbとか)」、「テンポ(85とか140とか)」、「ワンコーラスの始まる小節番号(イントロ無なら1、4小節のイントロの後なら5になる)」、「ワンコーラスの終わりの小節番号(イントロが無ければ、コーラスの小節の長さ32とか16とかと同じで、イントロがある場合はそれをプラスした数)」、「コーラスを何回繰り返すか」、そして「曲全体を繰り返し演奏するか」の設定があります。

コードの入力

あとは、コードを入力していくだけです。

  • ホームキーを押すと1小節目に移動します。
  • 左右のカーソルキーでは2拍(半小節分)ずつ移動します。
  • NVDAのレビュー機能でbar2 beat3(2小節目の3拍目)などどこの小節にカーソルがあるか知ることができます。
  • コードは cmaj7 am7 dm7b5 f#dim gaug f/g esus4 のように入力します。1拍ずつでコードを変えるには c,gのようにコンマを付けます。
  • Shift-エンターキーを押すと、入力されたコードがピアノとベースの音で再生されます。カーソルを動かし、コードを入力して、Shift-エンターで確認します。

他にも、文字入力で設定できるものがあります。

  • pキーを押すと、Aセクション、Bセクション、マーカー無しを切り替えることができます。たとえば、Aセクションはクローズハイハットで静かな伴走で、Bセクションはライドシンバルで派手な伴走のアレンジになります。また同じAセクションがつづくところでもマーカーが入ると、前の小節にフィルが入ります。
  • NVDAのレビュー機能でbar1a, beat1やbar9b, beat1のようにa bのマーカーがついているか確認できます。
  • コードにつづけて.(ピリオド)をいくつかつけることで、rest(音を鳴らさない)、shot(短く鳴らして切る)、hold(長く伸ばす)を指定することもできます。ピリオド1つがrest、2つがshot、3つがholdです。またこの指定から除外するパートを学期のアルファベットで指定できます。b ベース、d ドラム、p ピアノ、g ギター、s ストリングです。たとえば、ドラムとベースだけ音をだして他はrest(音を出さない)指定は、Cコードの場合、c.bdとなります。ドラム以外はshot(短く切る)場合は、c..dになります。

NVDAのレビューとマウス機能で、ピアノやベースなど、書くパートのところで右クリックしていろいろな設定変更もできます。

曲はmidiやwavで保存できます。

メロディーをBand-in-a-Box自体で作る機能があるのですが、別のソフトで作ってそれをインポートする方が簡単だと思います。

また、コードの入力もmidiファイルからインポートすることもできるので、別のソフトでコード進行のファイルを作ったり、「ChartTranslate」というソフトでテキストファイルにコードを書いて変換したものを、Band-in-a-Boxに読み込むこともできます。

参考

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