視覚障害者とウクレレ

私は視覚障害者(全盲)で音楽を聞くことも楽器を演奏することも好きですが、今一番好きな楽器はウクレレです。コンパクトでいつでもそばに置いておけるところがいいところです。

ギターに先に触れていた私にとってはウクレレらしい弾き方はあまりできません。ウクレレの4弦にクラシックギターの4弦を張ったローGチューニングにして、ウクレレをミニギターとして弾いています。

ネットで検索すると視覚障害の方でウクレレを楽しんでいる人がたくさんいます。

YouTubeでいろいろな音楽を聞くことができますが、ウクレレ関連もいろいろあっておもしろいです。

特に「ザ・ウクレレ・オーケストラ・オブ・グレート・ブリテン (The Ukulele Orchestra of Great Britain」が演奏するニルバーナの
「スメルズ・ライク・ティーン・スピリット(Smells like Teen Spirit)」 – YouTube
が、私のお気に入りです。

視覚障害者にもわかりやすいコードの押さえ方の表し方

ウクレレのコードを表すのに「0003」や「0212」のように、4弦~1弦の押さえるフレットを数字で表す方法は、画像で表されたタブ譜を見ることのできない視覚障害者でも、理解することができて便利です。

この表し方では:

  • 数字はフレット番号で
  • xは音を出さない(ミュートする)
  • 0は何も抑えない開放弦
  • 数字は左から、4弦・3弦・2弦・1弦の抑えるフレット番号

たとえば、いきものがかりの「帰りたくなったよ」で使われるコードのウクレレでの抑え方を数字で表すと次のような感じです。

E♭ 3331
Dm7-5 x243
G7 0212
Cm 5333
B♭m 3111
E♭ 3331
A♭M7 1333
Gm7 0231
Cm 5333
Fm7 5543
B♭sus4 3311
B♭ 3211
A♭M7 1333
Gm7 0231
Fm7 5543

ギターコードが検索できる
「歌詞-コード検索サービス 楽器.me」

「コード譜 – ギター – J-Total Music!」
などではコード名をスクリーンリーダー(画面読み上げソフト)の音声で確認できるのでとても便利です。

ところが、コードの抑え方は画像になっているので、視覚障害者には確認できないので不便です。

数字での説明も付いていたらいいなあと思います。

ウクレレ関連の点訳楽譜

ウクレレの入門書やウクレレの曲の楽譜がいくつか、ボランティアの方々によって点訳されています。とてもありがたいです。

●点字楽譜普及会「トニカ」点訳のもの

  • 「いますぐひきたいウクレレ」 藤井康一編(全音楽譜出版社)
  • 「ウクレレスタンダード曲集」(全音楽譜出版社)

ホームページから申し込むと、実費で紙に打ち出したものや、メールでデータを送ってもらうことができます。

●サピエ図書館に登録されているもの

  • 「初心者のウクレレ入門 やさしい入門シリーズ1」 音教社編
  • 「はじめてのウクレレ 1」 小林清著

「サピエ図書館」は視覚障害や他の障害のため一般の本を読むことの困難な人が利用できる点字や録音図書のオンライン図書館です。全国の点字図書館などで活動する点訳ボランティアの方々が点訳・音訳された図書が登録されています。

点字楽譜も多く登録されています。

参考

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