テキストデイジーを六点漢字・漢点字で読む方法 – 「マイブックIII」を使う、またはテキストを抜き出して変換する

サピエ図書館に登録されているテキストデイジー図書

「サピエ図書館」は視覚障害やその他の障害で活字の図書の読書が困難な人のためのオンライン図書館です。

点字図書の他に、音声デイジー、そしてテキストデイジーの図書が、全国のボランティアの方によって製作されて登録されています。

テキストデイジー図書は、専用のハードやソフト・アプリで、合成音声で読み上げさせたり、見やすい色や大きさの文字で表示して読書することができる電子書籍の形式です。

登録されているテキストデイジー図書のタイトルには、「アナと雪の女王」などディズニー映画の小説番や、シャーロック・ホームズの作品、ポプラ社の日本と世界の短編の名作をテーマ別に集めた「百年文庫」のシリーズなどがあります。

「マイブックIII」でテキストデイジー図書を六点漢字・漢点字で点字ディスプレイに表示

私は試したことがないのですが、ツイッターの投稿を見ると、高知システム開発の「マイブックIII」というソフトでテキストデイジーの本を開くと、点字ディスプレイには六点漢字や漢点字での表示ができるようです。もちろん、仮名の点字にも切り替えられると思います。Yahooのリアルタイム検索で「マイブック 漢点字」と検索すると関係する投稿が表示されます。

これは素晴らしいです。点字での読書を楽しむための最高の環境だと思います。

「マイブックIII」はテキストデイジー以外に、音声デイジー、epub、pdfなどいろいろな電子書籍フォーマットに対応しているようです。

Apple社のiOSのVoiceOverや、オープンソースのNVDAと点字ディスプレイ表示でも、仮名点字と六点漢字と漢点字を切り替えて表示できるようになったらいいなあと思います。

テキストデイジーのテキスト部分を抜き出して点字の漢字に変換して読む方法

テキストデイジーの文章の部分(テキスト)は、拡張子が.xmlというファイルになっています。

この.xmlファイルをブラウザでそのまま開いたり、拡張子を.htmlに変更してから変換ツールを使うことで、図書のテキスト部分を抜き出すことができます。

抜き出したテキストファイルを六点漢字や漢点字に変換することができます。

ニューブレイルシステム社の「ブレイルブリッジ」というソフトはテキストファイルを六点漢字にも漢点字にも変換できます。

私は横浜漢点字羽化の会のEIBRKWというソフトで漢点字に変換したものを、自分で作ったperlスクリプトで6点式の漢点字に変換して、それを小型の点字情報端末「ブレイルセンスU2ミニ」にコピーして読んでいます。

ブレイルセンスU2ミニは、ポケットに入るとまではいきませんが、それでもモバイルパソコン・タブレットパソコンと点字ディスプレイの組み合わせよりずっとコンパクトで、どこにでも持ち歩いて、ちょっとした時間でも本を読むことができて便利です。とても高価な機器ですが、私の生活にはなくてはならないものになっています。

下記は私が書いたperlスクリプトです。使い方や仕組みなど、もし興味のある方がいましたら、メールで連絡をいただければと思います。

eib形式の漢点字データを6点式の漢点字(0の点を4の点に、7の点を1の点にしたもの)に変換するものと、8点のUnicode点字に変換するperlスクリプトの2つが入っています。

ブレイルセンスでは8点の点字を表示できなかったので、漢点字の方を6点式にしました。

Unicode点字は、スクリーンリーダーNVDAと対応する点字ディスプレイや、iOSのVoiceOverと対応する点字ディスプレイで表示できます。

なので、たとえばiPhoneと対応する点字ディスプレイがあればUnicode点字の漢点字ファイルを読むことができます。

参考

●高知システム開発のホームページ

●ニュー・ブレイル・システムとスカイフィッシュ

●横浜漢点字羽化の会

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