pdf楽譜をMusicXMLに変換できるMuseScoreサイトの「PDF Converter」

「MuseScore」のバージョン2.0はスクリーンリーダーNVDAの読み上げに対応しており、「5c4de5fg」のようなアルファベット・数字の入力で五線譜の楽譜の作成が、視覚障害者(全盲)でもある程度可能なソフトです。

このMuseScoreのサイトにユーザー登録してログインすると、pdfの楽譜をアップロードしてMuseScoreの楽譜データ形式.msczファイルに変換する機能を利用できます。

無料で利用できますが、実験的なもののようです。

.msczのファイルをMuseScoreで開くと、MusicXMLファイルにエクスポートして保存できます。

MusicXMLを点字楽譜に変換する方法はいくつかあります。

pdfの楽譜を変換する段階でも、MusicXMLを点字楽譜に自動翻訳する段階でも性格に変換することは難しいので、どれくらい実用的かは場合によると思います。

ネットで公開されていた「アナと雪の女王」の「Let It Go」のピアノ楽譜の最初の部分を試してみましたが、MusicXMLに変換するところまではできました。

MusicXMLファイルを点字楽譜にするところは、まだうまくできていません。

MusicXMLのバージョンが1.0とか3.0とかいろいろあることや、「横浜国立大学 点字楽譜自動翻訳システム」がメンテナンス中ということで、点字にはまだ変換できていません。

MuseScoreで変換した.msczファイルを開くと、エラーが表示されるのですが、「虫」して続行すると、ちゃんと「Let It Go」のピアノ楽譜が再生できました。一部リズムがおかしいようなところもありました。

MuseScore 2.0の設定

正式版のMuseScore2.0ではベータ版のときより使いにくくなっているところがいくつかあります。

起動すると「スタートセンター」が開くのですが、これは使わないので、設定でオフにしておきます。

「編集」、「環境設定」メニューの「一般」タブの「スタートセンターを表示する」のチェックをはずします。

その他必要ないと思われるもののチェックをはずします。

MuseScoreサイトのユーザーアカウントの作成

pdf楽譜の変換にはMuseScoreサイトのユーザーアカウントを作成してログインしなければなりません。

MuseScoreのサイトの「アカウント作成」のリンクから行います。

英語になっていますが、ユーザー名、メールアドレス、パスワードを設定します。

画像認証があるのですが、「Switch to audio verification」というリンクをクリックすると画像の代わりに音声で読み上げられるアルファベットを入力できるようになります。

読み上げられるアルファベットは「アルファー、ブラボー、チャーリー」のような識別読みになっていました。

これを送信するとメールが送られてきて、中のリンクをクリックしてメールアドレスを確認するとアカウント作成完了です。

「PDF Converter」というリンクからpdf楽譜ファイルを自分のパソコンやクラウドからアップロードしてMuseScoreで開ける.msczファイルに変換されます。

変換が完了したことがメールで通知され、「www.musescore.com/import」というリンク先から結果のファイルをダウンロードできました。

###その他の楽譜認識OCR・OMRソフト

市販のソフトでも紙に印刷された楽譜をスキャナーで読み取り楽譜データに変換できるOMRソフトがいろいろあります。(文字認識ソフトはOCRソフトと言っているのですが、MusicなのでOMRソフトとも言うようです。)

有名な楽譜作成ソフト「スコアメーカー」や「フィナーレ」にも楽譜認識機能があるバージョンがあります。

英語のソフトでは「SharpEye2」や「PDFtoMusic Pro」などがあります。

PDFtoMusic Proはこのソフト自体はスクリーンリーダーでの使用ができないのですが、中にコマンドライン版の「p2mp.exe」というプログラムがあり

コマンドプロンプトで

“““
p2mp gakufu.pdf
“““`

とするとMusicXMLファイルに変換できます。

参考

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